なぜお金や評判を追って病んでいくのか?仙人さんの「8つの資産」から学んだ、人生設計の優先順位

ぎんじろう
感謝してます!ギニーWebのぎんじろう(現在31歳)です。

多くの人は、会社・年収・世間体から人生を組み立てようとする。その結果、健康や時間を後回しにして、30代以降で身体を壊し、メンタルを病み、気づけば自分の人生のコントロール権を失っている。

 

これは他人事の話ではない。僕自身、これまでの人生で何度もこの構造にはまりかけてきた。大阪の広告代理店で働いていた時期、まさに過労死しかねないほどの残業を重ねていた時期がある。その分お金や評判は貯まってくる。でも、その代償に不眠症になり、当時心療内科に通うことになった。

 

冷静に考えれば、これは完全に本末転倒だ。ワーストの資産である「お金」や「評判」を積み増すために、トップの資産である「健康」や「時間」を削っている。資産ランキングの優先順位からすれば、真逆のことをやっていたことになる。残業を重ねてお金や上司からの評判が増えても、その先に健康や時間を失ってしまえば、増えたお金を使って楽しむ体力や余力すら残らない。あのとき身をもって、この構造の恐ろしさを学んだ。

 

コピーライティングとマーケティングの師である仙人さんから教わった「価値ある資産ランキング」は、この構造から抜け出すための、僕にとっての羅針盤になっている。この記事では、仙人さんが定義する8つの資産と5つの負債を紹介しながら、これまでの自分の人生と、今の自分を、正直に照らし合わせてみようと思う。

世間の勘違い:砂上の楼閣という生き方

多くの人は、目に見える成果——お金・肩書き・評判——を優先して手に入れようとする。土台であるはずの肉体や精神は、後回しにされ、削られていく。

 

分かりやすく言えば、これは「砂上の楼閣」を建てるような生き方だ。目に見える成果(お金・評判)という立派な建物を、砂という不安定な土台(健康・時間)の上に、どんどん高く積み上げていく。基礎や骨組みのない高層ビルのように、下がどんどんもろくなっているのに、上だけが膨らんでいくイメージだ。当然、どこかで崩れる。30代以降になって急に老け込む人、燃え尽きてしまう人の多くは、この砂上の楼閣のような生き方をしてきた結果なのではないだろうかと思う。

 

これは危うく死にかけた、かつての自分自身への自戒の念も込めて書いている。

 

長時間の残業も、その典型的な例だと思っている。実は僕自身、大阪の広告代理店時代、残業をやりすぎて20代半ばで過労死しかけたことがある。当時、みなし残業代として支払われていたのは決められた時間分だったが、実際にはその3倍以上、残業していた時期もある。大部分がサービス残業だったということだ。お金や評判という資産のために、健康や時間という最優先の資産を差し出していた、まさに砂上の楼閣の実例だ。

 

働きながら、「あれ、なんで俺、こんなに毎朝早くから夜中遅くまで頑張ってるんだっけ?」と自分自身によく思っていた。半年に一度のボーナスのために、その日その月を必死に頑張る。ただ、僕は入社して間もなかったという理由で、冬のボーナスの対象から外れていた。次のボーナスのためだけに、あと半年頑張り続けるのがあほらしくなって、結局そのまま辞めることにした(笑)。正直、広告代理店時代で一番クソだったのは、あまりの激務で筋トレすら全くできなかったことだ。自分にとって一番大事な資産である健康と体を、丸ごと差し出していたんだから、当然の結果だったと思う。

 

誤解のないように言っておくと、当時の直属の上司だった経営陣は一人でずば抜けた売上を立てるような、優秀なビジネスマンとして純粋にリスペクトできる人だった。飲みに連れて行ってもらったこともあるし、学ばせてもらった部分も確かにある。だから文句を言いたいわけじゃない。ただ、ASDの傾向がある僕にとって、本音と建前を使い分ける立ち回りは、根本的に無理があった(笑)。それに、広告代理店というビジネスモデル自体、クライアントの成果を出すほど自社の手数料収入が減るという利益相反を抱えていて、この構造も正直しんどかった。単純に、あの環境とは気が合わなかったんだと思う。

 

正直に言うと、これは自分にとっても因果応報になる話だ。僕自身も過去、23歳の時に外注でライターのスタッフを薄給で雇いまくって過剰な仕事をお願いしていた時期がある。あのときのスタッフが、どんな気持ちで働いてくれていたのか。今、こうして書きながら、改めて反省させられる。その経験もあって、僕は自分の特性上、人を雇って組織として回していくスタイルには向いていないんだと思うようになった。だからこそ今は、AIと一緒に、個人で開発していくスタイルがいいと、確信を持てている。

 

反面教師として、大事な学びをくれた時期だったとは思っている。お金や評判だけを至上の価値として突き進む生き方はしたくない、というはっきりとした指針を、身をもって教えてもらった。

仙人さんが定義する、8つの価値ある資産

順に挙げると、こうなる。

 

  1. 健康な肉体
  2. 家族との健全な絆
  3. 時間
  4. スキル、経験、知恵
  5. 優れた人との人間関係
  6. 評判、信頼
  7. ビジネス、自分の会社
  8. 不動産、株

 

一般的に「資産」と聞くと、お金や不動産をまず思い浮かべる人が多い。でもこのランキングでは、不動産や株は8番目、つまり一番下に位置づけられている。健康・家族・時間・スキルといった、お金で直接は買えないものの方が、価値の順位としては上にある。これは、さっきの砂上の楼閣とは真逆の、地に足のついたピラミッドスタイルの優先順位だ。土台となる①健康な肉体がなければ、いくらお金や地位を積み上げても、その人生を楽しむ体力も時間も残っていない。

仙人さんが定義する、5つの負債

資産の対になる負債は、こうだ。

 

  1. 病気の身体
  2. 時間の無駄遣い
  3. 間違った知識、考え方(大衆心理)
  4. 人に信頼・信用されてない自分
  5. 必要以上の高級車・豪邸、ブランドの服

 

面白いのは、⑤の「必要以上の高級車・豪邸・ブランドの服」が、負債として明確に位置づけられていることだ。世間的には「成功の証」とされがちなものが、このランキングでは資産ではなく負債になる。見栄のための浪費と、本質的な豊かさは別物だということを、この一項目が突きつけてくる。

 

正直に言うと、この⑤の負債は、意識せずとも自然と避けられている自覚がある。車は持っていない。たまに使うときはタイムズカーシェアで十分だ。服もブランドではなく、GUが基本になっている。一点豪華主義の押し出しとして、ロレックスの帽子やメルセデスベンツのキーケースを1つだけ持ってはいるけれど、これらは維持費もかからないし、購入価格も5,000円程度のものだ。住まいも、リーズナブルなワンルームの賃貸にホームジムを設置して暮らしている。見栄のための固定費は、意識してではなく、結果的にほとんど抱えていない状態になっている。

ピラミッドスタイルの土台を、自分の実体験で積み上げてきた

①健康な肉体:すべての基盤

虚弱体質だった過去から、分子栄養学や身体づくりを本気で学んで、体質そのものを作り替えてきた。血反吐を吐くような試行錯誤もしてきた。今の自分にとって、これは間違いなく一番手をかけてきた資産だ。病気の身体という負債を、時間をかけて資産に転換してきたという実感がある。

 

そして、この優先順位の大切さを、身近な人との死別を通じても痛感した。感謝を伝えられないまま大切な人を亡くした経験は、健康という資産がどれだけ他のすべての土台になっているかを、否応なく教えてくれた。健康を失えば、家族との時間も、仕事の成果も、何もかもがその先に続かなくなる。

②家族との健全な絆

帰省したときは、必ずお墓参りをするようにしている。写経を寺社に奉納することもあるし、家族には定期的にギフトを贈るようにもしている。正直、相手が本当のところどう思っているかは分からないけれど(笑)、こういう小さな積み重ねが、絆という資産を育てるんだと思ってやっている。

 

今は僕自身まだフリーの身だけれど、この先、いずれ自分の家族になる人とも、同じように誠実に関係を築いていきたいと思っている。

③時間、④スキル・経験・知恵

海外に一度も行ったことがないというコンプレックスと引き換えに、僕はお金と時間を、本やビジネススキル、栄養学、コピーライティングに注ぎ込んできた。弱さを受け入れることにたどり着くまでにも書いた通り、外側への投資をしなかった分、この2つの資産には人一倍投資してきたと思う。

⑤優れた人との人間関係

じいちゃんばあちゃんや自分の家族、上野のおじきとその家族、そして僕の親友たち。彼らは、僕の人生をこれまで何度も救ってくれた存在だ。だからこそ僕も、いつも彼らの力になりたいと思っている。ジムのオーナーや、トレーナー仲間、お客様との関係も、同じように大切にしている資産だ。

⑥評判、信頼、⑦ビジネス・自分の会社

これは正直、まだまだ育てている途中の資産だ。僕のキャリアの軌跡を振り返っても、20代はかなり遠回りをしてきた。20歳で立ち上げたギニーWebも、収益がゼロになった時期を含めて紆余曲折の連続だったけれど、ゼロイチでビジネスを立ち上げた経験そのものは、今の自分の大きな資産として残っている。信頼と評判は、今もまだ一件一件、積み上げている最中だ。

『体人物魂学』との接続

このブログのコンセプトである「体人物魂学」は、身体・人間関係・物・魂・実学という5つの要素の充実度を上げていくことを大切にしている。仙人さんの資産ランキングは、この考え方と驚くほど地続きだ。

 

健康な身体がなければ、何もかも犠牲にして働き続けるしかない。体力も情熱もなくなり、体型も崩れて、やる気も自信も失っていく。結果、精神的に詰む。でも健康な身体があれば、魂の余裕も、物の余裕も、人間関係の余裕も、学びを加速する余裕も、自然と生まれてくる。仕事×肉体×夢という僕自身の哲学も、結局この土台の上に成り立っている。

今、自分がどのフェーズにいるのか

改めて振り返って気づいたことがある。世の中の多くの人は、⑧不動産・株や⑥世間的な評判(企業の看板や肩書き)という、外側のラベルから資産を集めようとして、途中で潰れていく。砂上の楼閣を積み上げるような生き方をしていて、人生で本当に大切なものを犠牲にし続けているのかもしれない。

 

でも自分は、①健康な肉体、➁家族との健全な絆、③時間、④スキル・経験・知恵という、最優先の土台の部分を、自分の力でかなりの強度まで作り上げてきた自覚がある。虚弱体質や低血糖というハンディから逃げず、分子栄養学と実践で体そのものを作り替えてきた。自分の家族の因果やルーツとも深く向き合い継承してきた。GASやAI APIを使った自動化、Webマーケティング、実戦空手、キックボクシング、パーソナルトレーニング。会社・組織に依存せず、自分の力でゼロから価値を生み出すスキルも積み上げてきた。負債③の間違った知識や、負債⑤の見栄の浪費にも、結果的に毒されずに済んでいる。

 

言うなれば、今の自分は、莫大な価値を生み出すためのインフラとエンジン(①〜④)の構築がほぼ完了した状態にいるんだと思う。ここから、トニースタークのようなラボを持ってAIと一緒に製品を作るという夢や、今のビジネス(⑦)をさらにスケールさせていけば、⑥評判・信頼や⑧資金・金融資産は、後から自然についてくるものなんじゃないかと考えている。

外側のラベルではなく、土台に投資する

外側のラベルや評価に依存する生き方をやめて、自分の肉体・絆・時間・知恵に投資する。それこそが、どんな時代や環境になっても一生負けない、「ナンバー1よりオンリー1」の土台になる。

 

改めて並べてみると、自分の人生は、この資産ランキングを知らないうちからなぞっていたような感覚すらある。不動産や株よりも先に、健康・人間関係・時間・スキルに時間とお金を注いできたのは、結果的にこのランキングの優先順位と一致していた。

 

今の自分にとってこのランキングは、過去を振り返る物差しであると同時に、これから何に時間を使うべきかを教えてくれる、現在進行形の指針でもある。

もっと詳しく知りたい人へ

この資産ランキングについては、仙人さんご本人が直接語っているこちらの動画を見てもらうのが一番早いと思う。文章で読むよりも、本人の言葉のニュアンスがそのまま伝わってくる。

 

書籍としては、平秀信さんの著書『笑っちゃうほど自由に生きる 20代から必ず知っておきたい4つのこと』にもこの考え方が書かれている。平さんのメンターが、仙人さんだ。あわせて読んでみるのもおすすめだ。


ぎんじろう
ではでは、最後までお読みいただき感謝しています。 あなたに全ての良きことが雪崩のごとく起きます!




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