もしパーソナルジムに専属のWebマーケターがいたら、集客はどう変わるのか

ぎんじろう
感謝してます!ギニーWebのぎんじろう(現在31歳)です。

「HPは制作会社に発注済み。MEOも一応やってる。でも、なぜか予約が思ったほど増えない」

 

もしこの感覚に心当たりがあるなら、一度だけ考えてみてほしいことがあります。

 

もし、あなたのジムに専属のWebマーケターがいたら——今の集客は、どう変わるでしょうか。

 

こんにちは、フィットネスジム専門のWebマーケター、ぎんじろう(帯刀銀次郎)です。僕は現役のパーソナルトレーナーとして、かたぎり塾日吉店で週5日現場に立ちながら、同じ店舗のHP改善とMEO自動化を担当する「インハウスマーケター」として動いています。

 

この記事では、「インハウスマーケター」という言葉がジムの集客において何を意味するのか、なぜそれが外部の制作会社や代理店と決定的に違うのか、そして実際に何が変わったのかを、日吉店での実績を交えながらお話しします。

 

①なぜ、ジムの集客に「インハウス」の視点が必要なのか

現場を知らない人が作ったHPは、なぜか刺さらない

多くのジムのHPやMEO運用は、外部の制作会社・代理店に発注されています。デザインは綺麗、SEOの知識も一応ある。それでも予約が伸び悩むケースを、僕はこれまで何件も見てきました。

 

理由はシンプルです。発注先の担当者は、あなたのジムに入会したことも、体験に来た人の顔を見たこともないからです。

 

会員さんがどんな悩みを抱えて体験に来るのか。トレーナーがどんな言葉で不安を解消しているのか。入会後にどんな変化が起きて、どんな言葉で喜んでもらえているのか——これらは現場に立っていないと、どれだけヒアリングを重ねても本当の温度感までは掴めません。HPのコピーが「なんとなく良さそうだけど、刺さらない」状態になるのは、多くの場合ここが原因です。

僕がこの視点を持つに至った理由

僕の父は九州で空手道場「武心塾」を主宰していました。指導力も生徒からの信頼も申し分ない道場でしたが、僕が20歳のとき、その道場は静かに閉まりました。

 

いいサービス・いい指導者がいても、それが「知られる」仕組みがなければ、静かに埋もれていく。この経験が、僕がWebマーケティングの世界に入った原点です。そして同時に、「現場の価値を一番わかっているのは、現場に立っている人間だ」という確信も、ここから生まれました。

 

だからこそ僕は、外部から発注を受けるだけの立場ではなく、トレーナーとしてジムの中に入り、内側からマーケティングを担うという働き方を選びました。これが「インハウスマーケター」という発想の出発点です。

メリットとデメリットを正直に

現場に入り込むメリットは、リアルな会員の声・悩み・変化をそのままコンテンツに反映できることです。一方でデメリットもあります。トレーナー業務と兼任するため、大規模な制作会社のように何十人体制で一気に動くことはできません。スピードよりも精度、量より現場発の説得力で勝負するスタイルだと理解しておく必要があります。

 

②「インハウスマーケター」とは、具体的に何が違うのか

「インハウスマーケター」という言葉は、正社員として自社に一人採用するマーケターを指すことが一般的です。ただし多くのパーソナルジムにとって、専属のマーケターをフルタイムで雇用するのは簡単な決断ではありません。

 

一般的な相場観として、Webマーケティング担当者を正社員で1名採用する場合、月給30万円前後に加えて社会保険・教育コストが発生し、月あたりの実質コストは40万円を超えることも珍しくありません。しかも、採用してすぐに現場感覚を持てるとは限らず、立ち上がりに数ヶ月かかることも多いのが実情です。

 

一方で、僕のようにトレーナーとして現場に立ちながら業務委託でマーケティングを担う形であれば、正社員雇用のコストをかけずに「現場を知っている担当者が、内側からHPとMEOを動かし続ける」という状態を作れます。ギニーWebのサービスも、この「インハウス的な役割を、正社員採用よりも軽い形で実現する」という考え方で設計しています。具体的な内容や料金については、後述の診断を通じてお伝えしています。

 

制作会社・代理店・正社員採用・インハウス型業務委託、それぞれに向き不向きがあります。大切なのは、自分のジムの規模とフェーズに合った形を選ぶことです。

 

③どうやって「インハウス的な集客改善」を実現するのか

実際に日吉店で行っているステップを、そのまま公開します。

ステップ1:現状診断

HPとGoogleマップ(MEO)の現状を21項目・8項目のチェックリストで診断します。感覚ではなく、数字とチェック項目に基づいて「何が足りていないか」を可視化するところから始めます。

ステップ2:ベネフィット・ストーリーの再構築

多くのジムのHPで欠けているのは、機能紹介ではなく「なぜこのジムなのか」というストーリーとベネフィットです。トレーナー自身の言葉で、会員の悩みと変化を具体的に描き直します。

ステップ3:MEOの自動投稿設計

Googleビジネスプロフィールへの投稿は、継続できるかどうかで結果が変わります。僕はGoogle Apps Script(GAS)を使って、対策キーワードを含む投稿を自動生成・自動投稿する仕組みを自作し、日吉店で運用しています。

ステップ4:Looker Studioでのレポーティング

改善の効果を感覚で判断せず、ダッシュボードで数字として追い続けます。プレミアムプランでは、この分析・改善案の提示までAIを活用して自動化しています。

ステップ5:継続改善

一度作って終わりにせず、月次で数字を見ながら微調整を続けます。ここを止めると、数ヶ月で元の状態に戻ってしまうジムを何件も見てきました。

 

④今すぐ:日吉店での実績と、正直な失敗談

実際の数字

この仕組みを日吉店で回した結果、無料体験の申込数は半年間で32件から50件、約1.6倍に増えました。施策を始めた直後の3ヶ月間(2025年8〜10月)だけを見ると、18件から34件、約89%増という伸び方をしています。

うまくいかなかったこともあります

正直に書きます。近隣に競合ジムが新規オープンしたタイミングでは、一時的に体験申込が落ち込みました。また、MEOの自動投稿システムを運用する中で、投稿に使う画像の在庫が切れて、しばらく投稿が止まってしまった時期もありました。数字がすべて右肩上がりだったわけではなく、こうした波を含めて改善を続けてきた結果が今の数字です。

 

良い結果だけを並べる記事は信用できないと僕自身も思うので、この記事ではあえて失敗も含めて書いています。

もし、今のあなたのジムにこの視点があったら

もしあなたのジムに「現場を知っているマーケター」が内側からHPとMEOを動かし続けていたら、今の予約数はどう変わっているでしょうか。

 

正社員として専属マーケターを雇うのは大きな決断です。でも、その前段階として「現場感覚を持った担当者が、内側からHP・MEOを継続改善してくれる」という状態を、業務委託の形で作ることはできます。

 

まずは今のHPとGoogleマップが、予約が取れる状態になっているかどうかをチェックしてみませんか。

 

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