帝王切開・低血糖・低カルシウムで生まれた僕が、なぜ人一倍健康オタクになったのか

ぎんじろう
感謝してます!ギニーWebのぎんじろう(現在31歳)です。

僕は生まれつき、体が弱かった。

 

帝王切開で生まれたので、産道を通っていない。産道を通る過程で母親から受け継ぐはずの常在菌を、そもそも受け取れていない状態でこの世に出てきた。しかも生まれた直後、低カルシウム血症と低血糖症が判明し、生後2日で救急車で運ばれて入院することになった。

 

入院生活は、粉ミルク生活だった。母乳ではなく粉ミルクで育ったことで、腸内環境を育てる機会をさらに逃した。無菌に近い状態で生まれて、腸活もできないまま育った赤ん坊が、その後健康に育つはずもなかった。

毎月風邪を引く子供時代

幼少期から10代にかけて、とにかく毎月のように風邪を引いていた。お腹も弱く、少し無理をするとすぐに体調を崩す。免疫力の弱さは、生まれたときの環境がそのまま尾を引いていたんだと思う。

 

どれくらい虚弱だったかというと、朝にシャワーを浴びただけで、必ずと言っていいほど風邪をひいて微熱を出していた。これは幼少期の話ではなく、10代後半、高校生の頃でもそうだった。朝シャワーというごく普通の生活習慣一つで体調を崩すレベルの虚弱さだった。

 

6歳のときには髄膜炎で入院し、41度の高熱を出して数日間生死の境をさまよったこともある。今こうして生きて記事を書けていること自体、当たり前じゃなかったんだなと、振り返るたびに思う。

実は、運動が大嫌いだった

こんな体だったので、運動は本当に苦手だった。学生時代、一番嫌いな科目は体育で、運動会も体育祭もクラスマッチも、できることならサボりたかったし、実際にサボっていたこともある。

 

だから今、パーソナルトレーナーとして働いていることを知っている人には、よく驚かれる。でも、運動が嫌いだった過去があるからこそ、運動が苦手な人・嫌いな人の気持ちが、誰よりも分かる。「やる気が出ない」「体育会系のノリが苦手」という感覚は、僕自身が長年抱えてきたものだからだ。正直に言うと、今でも自分自身の筋トレは週1回程度しかやっていない。運動が好きで仕方ないタイプのトレーナーではなく、運動嫌いのまま知識と工夫で体を変えてきたタイプのトレーナーだと思っている。

20歳、命がけで健康を取り戻しにいった

そんな体で20歳を迎えたとき、僕は覚悟を決めた。このまま虚弱体質のまま生きていくのは嫌だと、サプリ・ハーブ・栄養学・予防医学・健康学に、本気でお金と時間を投資し始めた。大げさではなく、本当に命がけで研究した。

 

もちろん、順調にいったわけじゃない。むしろ失敗の連続だった。

 

大阪で暮らしてたフリーター時代、プロテインを買うお金がなかったので、代わりにスーパーで買ったきな粉をシェイクして飲みまくっていた時期がある。結果、腸が汚れて顔にニキビができまくった。良かれと思ってヘム鉄を飲みまくったら、今度は不眠症になった。良いと言われるものを闇雲に試しては、体を壊す。その繰り返しだった。

 

もっと危なかった経験もある。アメリカ製の粒が大きいアミノ酸サプリを丸呑みしようとして、喉に詰まらせて窒息しかけたことがある。イチョウ葉エキスを飲みすぎて血圧と心拍数が下がりすぎ、苦しさと冷や汗で心臓が止まりそうになり、救急車を呼ぼうか迷いながらも呼べず、そのまま昏睡するように眠って何とか生き延びたこともある。夏には熱中症になりかけて水を何リットルも一気に飲みすぎた結果、今度は水中毒になり、アルコール中毒のような症状で苦しんで死にかけたこともある。

 

この水中毒の経験のおかげで、その後はきちんと塩分を摂るようになったし、そもそも熱中症にならないよう、汗をかきやすい体質を作るためにカリウムをしっかり摂るようにもなった。良かれと思ってやったことで何度も死にかけながら、少しずつ正しい知識に近づいていった。

身近な人のために調べたことが、自分の糧になった

身近な人が、躁うつ病・パニック障害・過敏性腸症候群を抱えていた時期がある。その人の体調を少しでも良くしたくて、栄養学や医学の知識をさらに深く調べるようになった。過敏性腸症候群やパニック、躁うつに対する栄養素アプローチにも、このとき一気に詳しくなった。

 

それでも、栄養や体のアプローチだけでその人の状態を完全に良くしてあげられるわけではないと痛感した。本気で治したいと思って実際に行動し、自分を救えるのは他でもない本人だけなんだということも学んだ。周りがどれだけ知識を持っていても、本人が動かない限りは変えられない部分がある。栄養や体だけでなく、もっと根っこの部分に向き合えるアプローチが必要な人もいるんだろうと、今では思っている。

 

体のことだけをどれだけ突き詰めても、治らないものがある。この経験があったからこそ、以前から興味を持っていたマーケティングの心理学やモチベーション科学だけでなく、魂やエネルギー、運気や風水やバイオリズムといった目に見えない領域についても、今後もずっと研究を続けていかないといけないなと痛感した。

(最近はもっと根っこの魂や潜在意識の部分には、タイムウェーバーセッションとか試してみるのも良いのではないかと仮説している。)

 

失敗と試行錯誤を何度も重ねながら、少しずつ自分の体で「何が効いて、何がダメなのか」のデータを積み上げていった。

体質が変わり、嬉しい副作用が起きた

そうやって分子栄養学や腸活の知識を積み重ねていった結果、体質そのものが変わっていった。狙っていたわけではなかったけれど、嬉しい副作用として、内側からの美容整形・肉体改造のような効果まで手に入った。

睡眠の質を良くしたくてグリシンを摂り始めたら、副次的に髪が馬の毛並みのようにさらさらになった。筋トレ後に風邪をひかないようにとグルタミンを摂り始めたら、グリシンとの相乗効果で抗酸化作用なのか、白髪まで減ってきた。狙って始めたことではなかったのに、栄養素同士が組み合わさって思わぬ美容効果につながる、というのを何度も経験している。

体重63kgから、ダイエットで56kgまで落としたこともある。逆に、体脂肪率をほとんど変えないまま、バルクアップで82kgまで増やしたこともある。プロレスラーのような体つきに憧れがあって、試しに体を大きくしてみた時期だった。生まれたときは無菌状態の虚弱児だった体が、今では自分の意思である程度コントロールできるところまで来た。

風邪はハーブで、抗生物質はできるだけ避ける

体質改善を続ける中で、風邪をひいたときの対処法も変わった。今は風邪薬に頼るのではなく、なるべくハーブの飲み合わせで殺菌するようにしている。理由は、病院でもらう抗生物質は、風邪の原因菌だけでなく、これまで時間をかけて育ててきた腸内の善玉菌まで一緒に破壊してしまうからだ。せっかく積み上げてきた腸内環境が、抗生物質一本でリセットされてしまう。

 

これには痛い経験がある。20代前半のとき、肺炎のような症状になり、抗生物質で治療したことがあった。そのときは治ったものの、腸内細菌が死んでしまった影響なのか、その後しばらく扁桃腺炎になりやすい体質になってしまい、39度の高熱が4日間続くという、インフルエンザ顔負けの状態を何度か経験することになった。そこから必死に腸活のリカバリー方法を覚えて、なんとか立て直した。

 

そんな虚弱だった僕も、おかげさまでここまでコロナには一度もかかっていない(検査結果が陰性なだけで風邪に見えてほんとはかかっていたときがあったのかもだけどw)。後天的に免疫力はかなり強くなったんだと思う。必死に努力してきた甲斐があったなと、素直に思う。

栄養素に、コミュニケーションの弱点まで助けられている

僕自身はアスペルガー(ASD)で、人の気持ちを察する力が弱く、コミュニケーションで苦労することが多い。ただ、これも栄養学でかなりカバーできることが分かってきた。プロテインや鉄分(少量)やオメガ3やナイアシンアミドといった栄養素を意識して摂ることで、コンディションが目に見えて変わる。逆に、これらの栄養素を摂り忘れると、いわゆる相手の気持ちを配慮できずに「デリカシーのない発言」のようなものが増えてしまう自覚がある。

 

栄養素に自分がここまで助けられているんだなと実感すると同時に、工夫しながら生きてきたなと、自分でも思う。

だからこそ、体に悩む人を救いたい

この経験があるから、体の不調や体質に悩んでいる人を見ると、他人事に思えない。自分自身が一番苦しんできたからこそ、同じように悩んでいる人の力になりたいという気持ちが、パッションとして強くある。運動が嫌いな人の気持ちも、体調に不安を抱えている人の気持ちも、知識だけでなく実体験として分かる。

 

パーソナルトレーナーとして人の体に向き合っているのも、この原体験が土台になっている。虚弱で、運動嫌いで生まれた僕だからこそ、伝えられることがあると思っている。

 

ぎんじろう
ではでは、最後までお読みいただき感謝しています。 あなたに全ての良きことが雪崩のごとく起きます!




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