今日は『こどもたちへ積善と陰徳のすすめ~和語陰隲録意訳~』という本を読んだら、かなり興味深かったのでその話をシェアしようと思います。
さっそくですが、この本です。
結論から言うと、より良い人生を送るには積善と陰徳が必要だと思いました。
めちゃくちゃ大事な教えが詰まっていました。
以下、本を読んで印象に残った大事な部分をまとめます。
積善の効果の法則
- 1クール3年。3年ごとに積善や積悪の効果が出るらしい
- トータルで積善が3000善たまると願いが叶うらしい
- 積善していくと占いで先天的に決まってる自分の人生の運命を超えれるらしい
- 貧しい人が善をなすのはむずかしいことだが、あえて善をなすことは一つの善きことも百の善にあたる
- 人は身体の苦しみよりも心の苦しみを救うことが、大きな善になる
僕は自分で占いができるくらい、元々先天的に決まっている人間の運命や性質や能力についても興味があります。
そのくらい占いにも興味があるのですが、、、
この本を読んだ結果、それすら凌駕できるくらい人生をより良くするパワーがありました。
積善すると先天的に決まっている自分の人生の運命を超えれるらしいです。
これは僕にとってのビッグニュースでした。
人生をより良くするための非常に嬉しいニュース。
逆に悪い行いをして積悪していくと、元々の運勢がどれだけ良くても、人生転落していくらしいので怖いなと思いました。
というか、人間何も意識せずに普通に生きているとプラマイゼロで運勢通りになるか、むしろ積悪して運勢悪くなっていくらしいので、ゾッとしました。
これから生きていく上で戒めにしておきます。
悪い行いのポイント一覧
- 暴力を振るって、人に怪我をさせる 100悪
- 動物を虐待したり、むやみに昆虫等、生き物の生命を奪う 50悪
- 他人のいやがることをわざとして困らせる 30悪
- 公共物を壊し、使えないようにする 30悪
- 万引きをする 30悪
- SNSなどに人の悪口を書き込む 20悪
- 人が置き忘れたお金や物品を自分のものとする 20悪
- 人の悪口をいって人を傷つける 10悪
- 親や先生にむやみに反抗する 10悪
- 学校や仕事を、断りなく遅刻、欠勤する 5悪
- 人のアドバイスを聞き入れずに腹を立てる 5悪
- ゴミを散らかしたままにする 3悪
- 人との約束を破る、嘘をつく 3悪
- 公共の場で大声で話したり、騒いだりする 3悪
- 困っている人がいても、見て見ぬふりをする 3悪
- 借りたお金や品物を返さない 3悪
- 他人のものを勝手に使用する 3悪
- 物を粗末に扱う 1悪
- 無駄遣いをする 1悪
- お年寄りに席をゆずらない 1悪
- 自分の部屋を整理整頓しない 1悪
- 好き嫌いをして、好きなものばかりしか食べない 1悪
- 親切にされても感謝しない 1悪
- 並んでいる列に割り込む 1悪
- 呼ばれても返事をしない 1悪
- 赤信号を守らず横断歩道を渡る 1悪
これが人生を悪くしてしまう悪い行いの一覧でした。
今後、僕自身この表を見ながら気を付けたいなと思いました。
善い行いのポイント一覧
- 人の命を救う 100善
- 重病人を救助したり、介護、治療する 30善
- 捨てられていた動物を引き取って育てる 30善
- 公共に役立つ募金活動をする 10善
- 公共物を補修、清掃等を行う 10善
- 人のために献血をする 5善
- ボランティア活動に積極的に参加する 5善
- 人に挨拶を忘れず、マナーを守る 3善
- 先祖を大事にし、墓参りなどをする 3善
- 家の手伝いなどをして、両親を助ける 3善
- お年寄りを大事にする 3善
- 体にハンディのある人を助ける 3善
- 友人や親との約束を守る 3善
- 落し物を見つけたら交番に届ける 1善
- 人に意地悪されても怒らず冷静に対応する 1善
- 友人や他人に親切にする 1善
- 人の善いところを褒める 1善
- 人の悪行や非行を諭しやめさせる 1善
- ペットなど小動物をかわいがる 1善
- 病人を見舞う、悲しんでいる人をなぐさめる 1善
- 弟妹に勉強を教えたり、仲良くする 1善
- 靴を脱いだらそろえる 1善
- トイレを綺麗に使う 1善
- 捕らえた魚や虫を放してやる 1善
- 親切にしてもらったら、ありがとうと言う 1善
これが人生を良くする善い行いのポイント一覧でした。
今後、陰徳ということで密かにやっていきたいです。
まとめ
今回『こどもたちへ積善と陰徳のすすめ~和語陰隲録意訳~』という本を読みましたが、人生をより良くする教えが詰まっていました。
結論から言うと、より良い人生を送るには積善と陰徳が必要ですね。
意識して積善していかないと普通の運勢か、積悪して悪い運勢になっちゃいそうですし。
そういえば、19歳のときに入ってた投資スクールのお金持ちの投資家の先生も積善と陰徳が大事と言って、毎年数千万円の寄付を神社とかにして、大成功してましたし。
まだまだ人生良くするための伸びしろが思いっきりありそうですね。
これからどんどん実践していきたいと思います。
ではでは、最後までお読みいただき感謝してます。
今回読んだ本はこちら。
追 記 : ちなみにこの本の最後に紹介されていた、廣瀬淡窓(ひろせたんそう)さんという偉人。
江戸時代に創設された日本最大の私塾で、近世日本の教育遺産群として日本遺産にも認定された咸宜園(かんぎえん)の創設者らしいです。
※ちなみに咸宜園は、入学金を納入し名簿に必要事項を記入すれば、身分を問わず誰でもいつでも入塾でき、身分・出身・年齢などのバックグラウンドにとらわれず、全ての塾生が平等に学ぶことができる超革新的な塾だったそうです
この創設者の廣瀬淡窓氏も『和語陰隲録』に学び、人知れず「万善簿(まんぜんぼ)」という独自の積善の記録を世に残したそうです。
ちなみに咸宜園創設者の廣瀬淡窓氏は大分県日田市の人らしいです。
恥ずかしながら最近まで知らなかった(笑)
そして実は、調べたら戦後の日田市の広瀬市長や今の大分県の広瀬知事の先祖らしいです。
めちゃくちゃ孫の代にも渡って積善の効果発揮してるやないかい(笑)
ちなみに僕が在学してる立命館アジア太平洋大学の、本キャンパスである京都立命館大学の前身「私塾立命館」の最初の先生をしていた広瀬青邨さんも廣瀬淡窓氏の養子で、咸宜園出身だそうです。
めちゃくちゃ効果発揮してるな(笑)
そんな感じで積善の効果の凄さを思い知らされました。。。