今から約7ヶ月前の話になるのですが、今年の3月(僕の誕生月)に青色系のウォッシャブルスーツ(自宅で洗濯できるスーツ)を探していた僕が、彼女とはるやまにスーツを見に行ったとき、強力な感情的価値を学んだので、その話を共有したいと思います。
結論:定価6万4千円の青色系のウォッシャブルスーツを即決購入!
ちなみに僕がスーツを見に行ったお店はここです。
結論から言うと、面白いくらいの即決で上下セットの青色の3ピースウォッシャブルスーツを買いました。
しかも、当初予定してた自分の予算の倍以上の価格での購入です。
(自分でも即決買いしたことに驚いたのですが、定価6万4千円のスーツです)
ちなみに、僕が購入したそのスーツは、はるやまのCMに出ている伊藤健太郎さんモデルの青色系の脚長スーツのウォッシャブル(自宅洗濯可能)タイプです↓
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僕は伊藤健太郎さんが好きだとゆーわけではないのですが、「青色系のウォッシャブルスーツ」(=クリーニング代不要で着回せる青色系のスーツ)とゆーことで、完全に欲求(ウォンツ)重視で購入を決定しました(笑)
僕は普段、不要な物の購入や高価な物の衝動買いをしないタイプなので、この購入体験は僕にとってかなり貴重な経験になりました。
なぜなら、僕はそれまでにネットショップや大分県内のスーツを売っている様々なお店で、2万円前後のセール品の青色系のウォッシャブルスーツを探し回って、目当てのものが見つからず結構絶望していたからでした。
どこを探してもサイズの合わない青色系の洗濯不可のスーツや、サイズは合うけど黒色や暗い紺色の厚手のウォッシャブル(自宅で洗濯できる)タイプのスーツしかなくて、満足できるものがなく、ずっとスーツを購入できずにいたからでした。
しかし、ついにはるやま大分店で、ジャストフィットサイズの青色系のウォッシャブルスーツを見つけてしまいました。
そしてついに出会った理想の青色系のウォッシャブルスーツがなんと定価6万4千円!
試着してみて最高に格好良かったので、はるやまのアプリの半額クーポン使って、価格3万2千円になったので、秒で即決で買いました。
(ちなみに誕生日プレゼントとゆーことで、そこからさらに半分は彼女が自分の女性用黒スーツを買うついでに出してくれました。感謝)
ほんとありがたい!僕はツイてますね~(笑)
このスーツ即決買いから僕が学んだ2つの大事な気付きとは!!?
そして僕はこの貴重な購買体験から、Webマーケターとして2つのことを学びました。
それは「感情的価値(心で感じる価値)」と「ベネフィット(理想の未来)」の強力なパワーです。
この2つを知るだけで、あなたも人を動かしたり物を売ったりする上で、かなりライフハックできるんじゃないかとゆーくらい、超強力です。
順に1つずつ説明します。
青色のスーツという「感情的価値(心で感じる価値)」
まず1つ目は、青色のスーツという感情的価値です。
感情的価値とは、「心で感じる価値」のことです。
つまり、目に見えない価値とゆーことです。
マーケティングの世界には、価値の分類で
- 感情的価値(人が心で感じる無限の価値)
- 機能的価値(物自体が持ってる有限の価値)
という2つの種類があるのですが、これはその前者の方です。
つまり、感情的価値の方が、目に見える機能的価値より圧倒的に大きいということです。
感情的価値の価値の大きさは、人の心の中で決まるので無限大です。
一方、機能的価値は、物自体の重さや大きさや数などのスペックに依存するので、価値の大きさに限界があります。
なので、人間関係面でも商売面でも学習面でも、意識して感情的価値を訴求した方がいい、とゆーことです。
たとえば、女性が恋愛する上で、恋人がクズでダメンズな男でも好きになったら頭ではわかっていても付き合い続けてしまうのと同じです。
人は常に「頭(機能的価値)」より「心(感情的価値)」に動かされる、とゆーことです。
今回のウォッシャブルスーツに関しても、その機能的な価値よりも、僕が青色に感情的な価値を感じたから起こった購買現象でした。
実際はスーツの機能的価値だけを重視した場合、同じ店にあった1万8千円の暗い紺色のウォッシャブルスーツの方がコスパや防寒性は良かったのですが、やはり青色という感情的価値に僕は大きく心を揺さぶられたのでした。
なぜなら、青は黒より紺よりグレーよりも明るい色でカッコいいから(笑)
これは完全に僕の心の中の主観の価値観なのですが、暗い色の服より明るい色の服を着た方が、周りの人も自分の気持ちも明るくなるから着たい。
ゆえに、暗い紺色のウォッシャブルスーツは18000円でも高いと感じたのですが、明るい青色のウォッシャブルスーツは不思議と3万2千円でも安いと感じたのでした。
なので面白いくらい即決でこのスーツを購入してしまいました。
これが1つ目の驚くべき感情的価値の強力なパワーでした。
スーツを試着して見えた「ベネフィット(理想の未来の姿)」
次に2つ目は、試着という「ベネフィット(理想の未来の姿)」の体感です。
僕は購入前に、この青色のスーツを試着したことでベネフィット(理想の未来の姿)を、実際に鏡で見ることができました。
そこで初めて、その鏡に映った自分の格好良い理想の未来の姿を買いたいと思いました。
ベネフィット(理想の未来の姿)を目の当たりにし、実際に支払いをしようと心が動きました。
つまり、実際にスーツ試着をしたからこそ起きた購買現象でした。
これがただウォッシャブルスーツの機能説明をされるだけだったり、脚長スーツのメリットを聞くだけでは即決で買わなかったと思います。
とゆーのも、マーケティングの世界では商品には、
- フィーチャー(商品の現在の特徴)
- アドバンテージ(商品の現在のメリット)
- ベネフィット(お客にとっての理想の未来)
という3つの視点があるのですが、この最後のベネフィットが一番パワーを持っているからです。
なぜなら、ベネフィットは顧客視点だからです。
理想の未来にいる新しい自分像への変化だからです。
人は自分にとっての理想の未来を体感することで、初めて感情が動くからです。
なので、実は人間関係面でも商売面でも学習面でも、意識してベネフィットを訴求した方がいい、とゆーことです。
たとえば、女性がショッピングでバッグや洋服を眺めるときに、新しいバッグや洋服を身にまとう理想の未来の姿や好きな男性とのこれからのデートを妄想して、ルンルンになるのと同じです。
これが商品やサービスのスペックや現時点でのメリットだけだと、無機物すぎて人は感情移入できないからです。
なので自分の理想の未来の姿を目視できた試着後に、即決でこのスーツを購入してしまいました。
このベネフィット体験により、僕はモノ消費ではなくコト消費をしました。
これが2つ目の驚くべきベネフィットの強力なパワーでした。
まとめ
つまり、予算オーバーでありながら、僕は定価6万4千円の青色のウォッシャブルスーツを通して、自分の理想の未来の姿である「ベネフィット」を体感して、心で感じた強力な「感情的価値」を買ったとゆーことです。
結論、予算オーバーしても即決買いしてしまうくらい感情的価値はとにかく強力だったとゆーことです(笑)
- 感情的価値とは「お客が心で感じる無限の価値」
- ベネフィットとは「お客の理想の未来の姿」
この大事な2つの視点をこの青色のウォッシャブルスーツ購入を通して、いち顧客として体感することができました。
商売する上でこの感情的価値とベネフィットの視点は忘れがちになるけど、この2つのパワーは偉大すぎるから意識して訴求しなきゃいけんな。
当初の予算より高かったけど、結果として本当に良い買い物ができて大満足。
そんなわけで、はるやま大分店に彼女とスーツを買いに行ったら感情的価値を学んだという話でした。
では、今日も最後までお読みいただき感謝してます。