今日はもし僕が地元大分県の別府市の鍼灸治療院をWebマーケティングするとしたらどうするか、についてお話します。
結論から言うと、僕なら検索エンジン&地図エンジン最適化(SEO&MEO)とステップメールを使います。
- 新規顧客の集客には検索エンジン&地図エンジン最適化(SEO&MEO)
- 既存顧客のリピートにはステップメール
を使ってWebマーケティングしていきます。
順に詳しく話します。
検索エンジン&地図エンジン最適化(SEO&MEO)を使って別府市の鍼灸治療院に新規顧客を集客する
まず、新規顧客の集客には僕なら検索エンジン最適化(SEO)と地図エンジン最適化(MEO)を使います。
まず、SEOとは、Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)の略です。
これはGoogleの検索エンジンで、地域検索されている言葉に対してお店の情報を最適化することです。
次に、MEOとは、Map Engine Optimization(マップエンジンオプティマイゼーション)の略です。
これはGoogle Mapの地図エンジンで、地域検索されている言葉に対してお店の情報を最適化することです。
やり方としては、見込み客の検索キーワードとお店の店舗キーワードをちゃんと合わせ、検索エンジンや地図エンジン上で地域のお客さんから自分のお店が見つかりやすいようにします。
たとえば、別府市の鍼灸院はどこも「鍼灸院」のキーワードしか入れてないので、キーワードがニッチすぎて、Googleの検索エンジンやGoogle Mapの地図エンジンで十分に集客ができてないはずです。
というのも、集団の構成比で、そもそも「鍼灸院に行きたい」というニッチな需要を持っている人は人口の3%くらいしかいません。
別府市の人口は約12万人なので、単純計算で「別府で鍼灸院に行きたい」と思っている人はその3%の3600人くらいしかいません。
その中で、実際に別府市の鍼灸院を検索エンジンや地図エンジンで検索して来店するお客さんは、さらに少なくなるので、このターゲットめがけてただ「別府 鍼灸院」というキーワードで勝負するのは、激戦区での少ない顧客の奪い合いになってきます。
なので、この解決策として、僕ならもっと広い見込み客の顕在欲求を狙います。
顕在欲求とは、「整形したい」とか「頭痛を治したい」とかのお悩み解消の欲求のことです。
集団の構成比だと、この層は人口の10%くらいいます。
なので、別府市だと約1万2千人くらい、「別府で整形したいな」「別府で頭痛を治したいな」といった悩みを持った人がいます。
そこで、こういう顕在欲求を持った見込み客に、まず鍼灸院のコンセプトをちゃんと合わせます。
これはリサーチした感じだと、見込み客目線の鍼灸院にするなら単純に「美容系」か「健康系」でコンセプトを打ち出すのがいいと思います。
ちなみに、「別府」で検索されてる「美容系」や「健康系」の顕在欲求キーワードは、
- 別府 ネイル
- 別府 ヘアサロン
- 別府 ヘッドスパ
- 別府 整形外科
- 別府 脱毛
- 別府 頭痛
- 別府 整骨院
- 別府 整体
などがありました。
他にも、美容や健康系以外の顕在欲求キーワードとして、
- 別府 名所
- 別府 歴史
などがありました。
これらのキーワードは、Google上で実際に高頻度で検索されているキーワードです。
なので、ここから鍼灸院に入れられそうな顕在欲求を入れて、
「別府で頭痛にお悩みなら!!歴史ある〇〇鍼灸治療院」
みたいなキーワード配置とコンセプトにして、サイトの情報を変更します。
これでGoogleに治療院情報を登録すれば「別府 頭痛」や「別府 歴史」で検索した人にも、検索結果で直接自分の鍼灸院を表示させて、従来より4倍くらい多く認知できるようになります。
そして、より多くの客層の人たちの来店につなげることができます。
もちろん同時に鍼灸院のホームページの情報も合わせてリニューアルする必要がありますけど。
このキーワードでYouTubeで施術の動画作って、概要欄にお問い合わせリンク貼って集客するのもおすすめですね。
さらに予算があるなら、このキーワードでGoogleのリスティングと検索ネットワークに広告出すのもおすすめです。
このSEO&MEO対策で、僕はまず新規顧客の集客数を増やします。
実際に僕はこの方法で知り合いの鍼灸院の月間の電話問い合わせ件数を単月で一気に10倍に増やしました。
ちなみにそのお礼はまだもらっていないです(笑)
ステップメールを使って別府市の鍼灸治療院に既存顧客をリピートさせる
次に、既存顧客のリピートには僕ならステップメールを使います。
ステップメールとは、お客さんが登録した日時に合わせて、事前登録しておいたメールを順番に自動配信できるメールマガジンのことです。
実は、ステップメールは送るメールの内容を一度登録してしまえば、全て自動化できるのでLINE@とかよりも手間もかからず便利です。
ご年配の方にはSMSメールとかが必要ですが、Eメールアドレスを持っている方には、このステップメールを使って、来店してくれたお客さんのアフターフォローをします。
アフタフォローとは、実際にお店に来店してくれたお客さんにするコミュニケーションやサポートのことです。
そして、この運用方法としては、
お客さんが鍼灸院に来た時に問診票で、名前や生年月日や電話番号やEメールアドレスや身体の悩み等を書いてもらう
(お客さんの連絡先を取得する)
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そして問診票の回収をしたら、ステップメールの配信システムに顧客情報を登録する
(何年何月何日に初回来店、誰々さん、電話番号、Eメールアドレス、という感じで記帳管理)
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そして来店してくれた当日の夜にステップメールで「本日は当院に来てくださり、ありがとうございました。」というお礼のEメールを自動配信する
↓
月に1回や誕生日など、その来てくれた人にステップメールを自動配信する
(「先日はありがとうございました。その後の身体の調子はどうですか?」「本日はお誕生日おめでとうございます!◯◯さん向けの美容酵素ドリンクを作りました」みたいな心温かいメールを配信していく)
※毎回施術の売り込みメールばかりだと嫌われるので売り込みは原則しない
↓
自分の存在を忘れられないためにも人間味あふれるメールを定期で自動配信していく
↓
お客さんの次の来院時期あたりにEメールで「先日、他のお客さんから喜びの声をいただいた施術に〇〇さんも興味ありますか?ご希望の場合は今すぐこちらに電話してくださいね」みたいな感じでHPのリンクを貼って誘導する
もしくは、「先着順のため今月中の施術は大変混み合っていますので、ご予約される場合は今すぐこのメールに返信してくださいね」と誘導する
すると勝手に予約してくれる
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予約してくれたお客さんにリピートしてもらう
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再来店してくれたお客さんとさらに仲良くなる
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再来店してくれたお客さんに許可をもらって、今度は写真と口コミをGoogleに載せてもらい、お礼に本人用と友達用の無料のサービス券をあげる(ヘッドスパ無料券的なやつ)
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友達用の無料のサービス券でお客さんの友達にも自分の鍼灸院が拡散される
↓
さらにGoogleで拡散された写真やコメントを見てまたさらにお客さんが増える
このようなリピーター囲い込みの流れを作ります。
ただし運用の注意点として、売り込みだらけのメールは原則配信しないです。
たとえば、「1万円のキャンペーンやってまーす」みたいなやつ。
どんな人間でも売り込みされるのは嫌いですからね。
3通~5通の価値あるコンテンツに対して、1通セールスくらいの比率にします。
仲良くなったお客さんと友達感覚のメールのコミュニケーションを重ねて、自分の物語や役立つ情報を発信しつつ、鍼灸院に通ってもらう、そしてまたその人の友達を連れてきてもらう。
価格勝負ではなく、お客さんが喜ぶ価値を提供する。
まずはこの流れを実施します。
ちなみに鍼灸院の方に僕がおすすめしたいステップメールは、EメールやSMSメールも自動で配信できるエキスパです。
別府市の鍼灸治療院のWebマーケティングまとめ
まとめると、僕が別府市の鍼灸院をWebマーケティングするなら、
- 新規顧客の集客には検索エンジン&地図エンジン最適化(SEO&MEO)
- 既存顧客のリピートにはステップメール
の2つを使って、売上を上げていきます。
まあ、他にもSNSとか使って密に交流するWebマーケティングの戦略もあるんですけど、とりあえず今すぐ鍼灸院の先生が実践して時間を奪われずに効果出るのはこの2つです。
まあ、デメリットとしてはステップメールは最初にまとめて配信メールの内容を考えて書くのに手間がかかりますけど。
その分、長期的な効果や手離れの良さは格段に高い。
という感じです。
ちなみにEメールもSMSメールも自動配信できて、僕が鍼灸院の方におすすめしたいステップメール、エキスパはここをクリック
では、最後までお読みいただき感謝してます。